地震保険、入っていますか?

2023年5月5日、石川県珠洲市を最大震度6強の地震が襲いました。
その後も、全国各地で震度4以上を観測する地震が相次いでいます。
今のところ弊社で被害のご連絡はいただいておりませんが、
地震が起きた後には地震保険のご相談が増える傾向にあるため、
今回は改めて地震保険に関する情報をお届けできればと思います。
地震保険は火災保険にオプションとして付けることができますが、
地震保険なしの火災保険では、地震や噴火、津波による損害は補償の対象外となります。
また、地震が原因で発生した火災による被害も対象外です。
地震大国日本においては加入必須の保険と言えそうですが、
全国の加入率は35%程度にとどまっています。
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県でも約50%とのことで、
まだまだ浸透していないようです。
そんな地震保険ですが、都道府県ごとに保険料が異なるという特徴があります。
例えば建物に3000万円、家財に1000万円の地震保険をかけた場合、
先日地震のあった石川県では9万4800円(5年間一括払い)。
一方東京都では34万7800円(5年間一括払い)と、3倍以上の差があります。
災害のリスクに応じて保険料の設定がおこなわれているため、
今後大きな地震が起きると言われている太平洋側は高い傾向があります。
万が一ご自宅が地震に見舞われた場合、修復費用はもちろん、
復旧するまでの間の仮住まいの用意など、多額の資金が必要になります。
比較的地震が少ないと言われていた日本海側でも最近は大きな地震が起こることがあり、
完全に安心な地域というのは存在しないのかもしれません。
普段なかなか災害のことを意識する機会は多くありませんが、
今一度ご自宅の火災保険や地震保険が適切に設定されているかどうか、
確認してみてはいかがでしょうか。
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