自動車事故と弁護士費用特約について

自動車事故と弁護士費用特約について

こんにちは。代表の角です。

本日は自動車事故についてお伝えしようと思います。

先日5年間の自動車ローンを払い終えたのですが、

なんとこの5年間に3度ももらい事故を経験しました。

一年間でもらい事故に遭う確率は0.2%らしいので、これはかなりすごい(!?)ことです。

3回のうち2回は停車中に後ろから追突され、1回は横の車の車線変更により、

側部をガリガリっとこすられてしまいました。

事故の際に気になるのが、過失割合や慰謝料についてです。

正しい知識を持っていないと、自分に非が無くても大きな損失を被る可能性があるので注意が必要です。

自分が停止していた場合、基本的には10対0で相手側の過失となり、車の修理費用や治療費、

慰謝料については全額負担してもらうことができます。

しかし、慰謝料については注意が必要です。

10対0の事故の場合、自分が加入している保険会社は間に入ってくれず、

相手側の保険会社と直接交渉となります。

入院や通院をした場合には慰謝料が支払われますが、

保険会社から提示された金額で満足してはいけません。

弁護士を通じて交渉することにより、この慰謝料の金額が増額される可能性があるのです。

慰謝料の基準には、「自賠責基準」「任意保険基準」「裁判所基準」の3つがあり、

弁護士を通じて裁判所基準の慰謝料を請求することにより、

最も高額な慰謝料を受け取れる可能性があります。

しかし、弁護士に依頼するとその費用も気になるところ。

そんなときに役に立つのが、『弁護士費用特約』です。

自動車事故や日常生活のトラブルで弁護士に解決を依頼した場合に、

弁護士費用を一定の金額まで保険会社が負担してくれます。

私自身、3回の事故すべてで弁護士費用特約を利用し、

相手側から提示された以上の慰謝料を受け取ることができました。

横からぶつけられてしまった事故に関しては、当初過失割合8:2を相手側から求められていましたが、

弁護士の先生の交渉により、9:1で決着することができました。

(こちらも動いている場合、10:0にはなかなかなりません。)

結果的に、事故によるこちらの金銭的損害を限りなく下げることができました。

この弁護士費用特約ですが自動車保険以外にも、

ご自宅の火災保険に付帯されている場合もあります。

自動車事故だけでなく、弊社のお客様で、

自転車による接触事故の際に弁護士費用特約が役立ったケースもありました。

万が一の際にとても心強い弁護士費用特約。

きちんと付帯されているかどうか、今一度保険証券を確認してみてはいかがでしょうか。

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