電動キックボードの罠

電動キックボードの罠

こんにちは!保険部の福田です。

タイトルの電動キックボードですが、

最近街中でも利用されている方をよく見かける様になってきました。

走っている姿を見ながら「便利そう…!」と思う反面、

万が一、事故が起きてしまった時を考えてしまうのが保険人の性です笑 

今日は電動キックボードに乗っている時に通行人と事故をしてしまった時、

どの保険で対応するのかを解説していきます。

まず電動キックボードは道路交通法上、

どういった車両に該当するのでしょうか?

電動キックボードの正式名称は、

「特定小型原動機付自転車」ですので、

こちらは原付等と同じ扱いです。

その為、原付と同じく任意保険へ加入する必要があり

「自動車保険」にて補償する必要があります。

よくあるご質問としては、

自転車の事故の補償として使える

「個人賠償責任保険」でカバー出来ないか?

というご質問をいただきますが、

こちらの個人賠償責任保険では車両は対象外で、

電動キックボードの事故は補償の対象外となってしまうので要注意です。

電動キックボードを補償するためには

自動車保険に入る必要があるのですが、

もし既に車をお持ちの方に限っては、

新たに自動車保険に入る必要は無く

【ファミリーバイク特約】という特約を、

加入中の自動車保険に付帯すれば対応が出来る為、

新たに自動車保険に加入するより保険料を抑える事が可能です!

このファミリーバイク特約は、

125cc以下のバイクが補償される為、

電動キックボードはもちろん原付なども補償に加える事が可能です。

また、台数制限や年齢制限もなく同居親族全員が使える為、

家にバイクがある人にとっては非常に良い特約です。

元々の自動車保険で「35歳以上の本人限定」

といった運転条件を付けていても、

このファミリーバイク特約には条件適用がされず、

例えば16歳の子どもが運転しても補償が適用されますのでご安心ください!

もちろん、保険は使わない事が1番の為、

運転には充分気をつけて、

便利な乗用具を有効に活用していきましょう!

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