まさかの盗難、火災保険はどう活用する?

今回もご好評を頂いております実際の給付事例についてご紹介します。
今回は実際に弊社のお客さまの事例にて、盗難時の火災保険についてご案内いたします。
「盗難」と聞くと、被害はよく聞くけど自分にはあまり関係ない話にも思う方が殆どかと思います。
犯罪統計資料によると、盗難は1日約78件のペースで起きています。
この数字を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人によって違うかとは思いますが、
今回はこの1日78件に該当してしまった場合の対処法についてです。
盗難にあってしまった場合も含め、火災保険の申請において1番大切なのは【写真】です。
現場を片付ける前に、【全体図・壊れた対象物・破損部のアップ】
という様に、他の誰が見ても、何がどう壊れているかが分かる様に撮影をして下さい。
写真がないと給付に時間が掛かったり、申請自体が出来ない可能性がある為、
兎に角この【写真】だけは忘れずにしましょう。
その後は、【建物】への被害(窓ガラスが破られた)
【家財】への被害(物品が盗まれた)の被害状況に応じて請求をします。
建物に関しては損害箇所の修理費用、家財に関しては盗まれた物の被害額を算出して給付申請を行います。
今回のお客様の場合は、窓を破られての侵入でした。
この様な盗難の場合は、修理費は当然給付の対象となるのですが、
そこに加えて《再発防止費用》という特約が使えます。
本来は壊されたものと同じもので復旧しなければいけないのですが、
こういった事件が再発してしまわない様に、防犯用の強化ガラスにする場合の追加費用についても、
保険会社が負担してくれます。
今回被害に遭われてしまったお客様は、上記の写真をしっかり撮って頂けていた事もあり、
強化ガラスにて復旧して盗難に備えつつ、費用負担なくご自宅を元に戻す事が出来ました。
人生はいつ何が起こるかわかりません。いざ何があった時にしっかりと補償がされていないと、
日常生活に大きなダメージを受けてしまいます。
有事の際に「こんなはずでは…」とならない様、日常の内からしっかりと備えておきましょう。
「うちの補償は大丈夫かな?」と少しでも不安なお気持ちがございましたら、いつでもお気軽にご相談下さい!
関連記事
コメントを残す