【 住宅価格、値上がり止まらず 】
住宅価格の値上がりが止まりません。
首都圏の新築マンションは5年前に比べて2,000万円超高い7,836万円になりました。
新築戸建ての平均価格は5年前から700万円上昇し4,531万円に、
東京23区は初めて9,000万円を突破しました。
新築の高騰は、中古マンション価格にも波及しています。
値上がりの背景には木材やコンクリートといった建築資材や、
人手不足に伴う人件費の高騰があります。
人手不足の影響は建設業者に時間外労働の上限規制を適用する
「2024年問題」への対応で、ますます大きくなるとの声もあります。
こうした理由から、
9月の住宅着工戸数はおよそ10年ぶりの低水準となりました。
リテラスでも中古のリノベーション事業をしていますが、
キッチンやお風呂などの建材は毎月のように値上がりし、
職人さんの確保もしにくい状況が続いています…。
資材の高騰や人手不足で住宅の着工戸数が減少することで、
家電や家具の売り上げ縮小などに波及し、
経済の成長率の下押し要因になる可能性もあります。
新築文化が根強い日本ですが、
上記背景や新築住宅用地も少ない状況も考えると、
中古物件への注目度は今後より高くなりそうですね。
長期金利の上昇等、
不動産市況についての先行きが気になる方も多いかと思います。
買い時や売り時など、
今後の不動産市況の見通しが気になる方がいらっしゃいましたら、
私としての見解をお伝えさせていただきますので、
是非何でもご相談ください😊
※図:日経新聞引用
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