首都圏中古マンション、18ヵ月連続で在庫増加

(公財)東日本不動産流通機構は10日、
2023年7月の首都圏不動産流通市場動向を発表しました。
同月の首都圏中古マンション成約件数は3,236件(前年同月比4.3%増)と
2ヵ月連続で前年同月を上回っています。
都県別では、東京都1,754件(同4.2%増)、
埼玉県337件(同0.6%減)、
千葉県372件(同1.4%増)、
神奈川県773件(同8.3%増)となり、
埼玉県は前年同月比を19ヵ月連続での減少となっています。
神奈川県は横浜・川崎市が前年を9.7%上回ったことで、
県全体の実績を引き上げる流れになりました。
1平方メートル当たりの成約単価は
71万9,200万円(同5.0%上昇)となり、
20年5月以来39ヵ月連続で前年同月よりも上昇し、
成約価格は4,563万円(同4.9%上昇)で、
こちらは38ヵ月連続上昇。
なお、専有面積は63.44平方メートル(同0.03%縮小)で
ほぼ横ばいとなっています。
中古マンションの新規登録件数は
1万7,131件(同14.3%増)と大幅上昇が続き、
在庫件数も4万6,235戸(同21.5%増)と
18カ月連続で増加。
2023年に入ってからは毎月2割前後の増加幅で推移しています。
日頃仲介をしている私の立場で見ても
最近は少し物件の滞留を感じ始めています。
これまでの市況はどのエリアも
全体的に成約価格の上昇となっていましたが、
ここから先の不動産市況では
「不動産の勝ち負け」が
エリアや物件によってしっかりと出てきそうですね。
将来性も踏まえた不動産選びは
一緒に探すパートナー選びが大事です。
不動産会社では売りたい物件を売る不動産営業マンや
お客様が良いと感じたものを
ただ勧めるだけの営業マンが圧倒的に多く、
本当の意味でお客様の未来に寄り添った会社は少なく感じます。
リテラスでは素人目線では分からない不動産の欠点や
マイナス事項をプロの立場からしっかりと説明し、
将来を見据えたお住まい探しをサポートいたします。
是非、不動産についてお困りごとがありましたら、
お気軽にご相談ください!
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