国土交通省公開の不動産価格指数
こんにちは。不動産部の土屋です。
ここ数年で、不動産市況は過熱化しており、全体的に値上がりしている傾向にありますが、
実際にはどの程度値上がりしているのかわかりやすい数値を、
不動産業界を管轄している国土交通省が公開しているので、
今回はそちらをご紹介させていただきます。
※出典:「国土交通省HP 不動産価格指数」より
国土交通省は、年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに、
全国・ブロック別・都市圏別等に不動産価格の動向を指数化した
「不動産価格指数」を毎月公表しています。
2008年より統計を取り始め、2010年の年間平均値を100とした数値を基準に、
毎月価格の上がり下がりを数値化しています。
それによると、2023年1月公表値(2022年10月取引分)は、
【住宅総合(住宅地・戸建て・マンション全て)】で133.8と、
2010年に比べると33.8ポイント増加しております。
種別ごとに見ていくと【住宅地(土地)取引】が112.9、【戸建て】が114.1、
【マンション】が186.4と、マンションの値上がりが突出していることがわかります。
全体的には値上がりしているものの、この10年前後で、
海外マネーの流入(投資用マンションの購入)やタワーマンションの増加から
マンション全体が非常に価格が上がっております。
このデータから見ると、現在マンションを所有している方で、
家族数の増加や在宅勤務による部屋数の不足で、
戸建てへお買い替え等を考えている方には、市況的にはチャンスと言えます。
もし、ご所有マンションの査定希望等ございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ!
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