アメリカ住宅ローン金利5%に高騰と日本の住宅ローン金利
ウクライナ情勢・原油高騰を背景に、世界的にインフレが加速する中、各国利上げを進めております。
そんな中、アメリカでは長期金利の上昇を受けて、住宅ローン金利も急騰しています。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、
2022年4月8~14日の週に、30年固定金利(平均)は5%となり、
2011年2月以来、11年2か月ぶりの高水準となりました。
アメリカでは、新型コロナウイルス渦での低金利政策によって、
住宅購入者が増え、不動産価格は高騰しています。
【不動産価格の高騰】と【金利の上昇】で、家が買いにくい状況となっており、
住宅ローン申請件数は足元で前年比4割減の水準まで減っています。
日本でも、固定金利の代表格であるフラット35の4月金利は、
35年固定1.44%(住宅金融支援機構HP内より)となっております。
この数字は、直近5年の最低金利1.11%(2019年10月時)より0.33%上がっており、
またウクライナ情勢悪化前の2022年1月金利1.30%から3か月で0.11%と大幅に上がっております。
長期間にわたり支払い続ける住宅ローン金利は、0.1%上がるだけでも、総支払額は大きく変わります。
(例)5,000万円借入 35年支払 金利1.30% ⇒ 総支払額6,226万円
5,000万円借入 35年支払 金利1.40% ⇒ 総支払額6,327万円
差額約100万円
日本の市況は、アメリカの数か月後を追いかけるとよく言われますが、
住宅のご購入をご検討の方は、住宅ローン金利が上がりきる前に、ぜひご相談くださいませ。
関連記事
コメントを残す