自動車事故を起こしてしまったときの初期対応

自動車事故を起こしてしまったときの初期対応

今年のゴールデンウィークは、旅行や帰省で多くの人々が移動し、交通渋滞や混雑が見られました。

皆さんはどのように過ごされましたか?

遠出された方や、家でリラックスされた方、

様々な過ごし方があったかと思いますが、事故やトラブルはありませんでしたか?

連休明けは通常よりも交通量が増えるため、自動車事故のリスクも高まります。

そもそも事故が起こらないのが一番ですが、

万が一自動車事故を起こしてしまったときの対応を確認しておくと安心且つ

焦ってあたふたするより的確な対応をした方が二次災害などを防げます。

そこで今回は、損害保険取り扱い代理店から見た

「自動車事故を起こしてしまったときの対応」をお伝えしていきます!

まずは①救急車(119)を呼び応急処置をおこなう。

第一優先は「人の命」です。まずはすぐに救急車を呼びましょう。

次に②警察(110)を呼ぶ。

交通事故後の適切な処理や記録を残してもらうため、警察を呼びましょう。

その後、③事故現場の記録と事故車の移動。

事故が起こった現場の様子を手早くスマホなどで撮影し、記録を残します。

このような記録は、のちに事故の原因や、相手との過失割合を決めるための証拠となります。

もしも余裕があれば、後続車にドライブレコーダーの動画の提出をお願いするなど、

第三者目線の記録を残せると尚よいです。

そして車が動く状態であれば速やかに、事故車を路肩など安全な場所に移動させます。

よく「事故現場を保存しなければ!」と思って車両を動かさない方もいますが、

道路の渋滞や二次災害を招く可能性が高く、とても危険です。

※二次災害によって事故と関係のない車や人にキズを付けてしまった場合、賠償責任が発生します。

そして④保険会社or代理店に連絡。

24時間つながる保険会社のコールセンターや代理店に連絡をします。

今後の動きについて、対応させていただきます。

最後に⑤相手と連絡先の交換。

氏名・住所・連絡先、車両のナンバープレート番号、相手方の加入保険会社等を確認します。

相手の連絡先を聞き忘れ、あとから警察に問い合わせても、

個人情報のためなかなか教えてもらうことはできません。

その際の注意点は、その場で示談をしないこと。

当事者同士の示談は、トラブルを招く可能性が高いです。

必ず間に保険会社が入ることをお互い確認の上、落ち着いて連絡先を交換しましょう。

遭遇する確率がゼロではない自動車事故。

日頃から応急処置について知識を深めておくこと、

事故の時すぐに専門家に連絡できるようにしておくことが大事です!

電話帳に保険会社や代理店の電話番号を登録するなど方法はいろいろありますが、

「気が動転していても見つけられる」ようにしておくのがポイントです。

このコラムをきっかけに、「事故の当事者になってしまったときの正しい行動」と、

「安全運転」について、今一度考えていただければ幸いです。

リテラスも正確で迅速な対応を心がけておりますのでお困りごとや万が一のご連絡はお気軽にお問い合わせください!

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