米国株急落!

こんにちは。代表の角です。
4月頭、アメリカの株式市場は急激な下落を経験しました。
この暴落の主な要因は、トランプ大統領が発表した大規模な関税措置です。
4月2日、トランプ大統領は「解放の日」と称し、
全輸入品に対する関税を導入する計画を発表しました。
この発表を受け、4月3日の市場開場時に
ナスダックは1,600ポイント下落し、S&P 500も6.65%の急落。
翌4月4日、中国が34%の報復関税を課すと、
ダウ平均株価はさらに2,200ポイント下落し、S&P 500も再び6%の下落となりました。
この2日間で、ダウ平均株価は合計4,000ポイント以上(9.48%)下落し、
S&P 500は10%、ナスダックは11%の下落を記録したことになります。
その後日経平均も引っ張られ急落。
約1年半ぶりの安値となりました。
この市場の混乱は、企業収益予測の下方修正、経済成長の鈍化懸念などを引き起こし、
一部のアナリストは、これが景気後退の前兆である可能性も指摘しています。
ただし、長期的に資産形成に取り組む個人の投資家が
慌てて資産を売却する必要はないと思われます。
今回は市場に不安がまん延しただけで、
現時点で実際に経済が悪化しているわけではないからです。
一方、今年中にどこかのタイミングで課税口座で保有する銘柄を
新NISA口座に組み替えようと考えていた人にとっては、株価の下落は好機となります。
利益が大きくないときに課税口座で売却すれば税金を抑えることができます。
また、5年・10年先を見据えて投資をするなら、
さらに株価が低下したタイミングで追加投資を検討してもいいのではないでしょうか。
普段から、相場の下落局面で追加投資ができる余力は
残しておくようアドバイスさせていただいております。
一度に大きなリターンを狙うのではなく、
長期的な視点で冷静に資産運用を行っていく必要があります。
何かお困り際にはお気軽にリテラスにご相談ください。
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